【ネタバレあり/なし】流浪の月 あらすじと感想
こんにちは、瑠夏(るか)です♪
今日は広瀬すずさん、松坂桃李さんW主演の映画「流浪の月」を観てきました。
原作が大好きで、実写化されると聞いてから公開までワクワクして待っていました。
以下からは流浪の月のあらすじ、感想などを記載しています。
感想はネタバレありとなしで書いています。
ネタバレありの箇所は見えないようにしておりますので、観ていない方でも安心して読み進めてください!
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流浪の月
原作
原作は凪良ゆうさんが書かれている小説です。
原作は本屋大賞を取る頃に、本屋で平積みされていたので読みました。
主人公更紗と文の2人の世界をそっと覗かせてもらえているような、そんな繊細な世界が広がる小説でした。
冒頭で書いた通り、実写化されるのを楽しみに待っていました(*^_^*)
あらすじ
帰れない事情を抱えた少女・更紗(さらさ)と、彼女を家に招き入れた孤独な大学生・文(ふみ)。
居場所を見つけた幸せを噛みしめたその夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。
15年後。偶然の再会を遂げたふたり。それぞれの隣には現在の恋人、亮と谷がいた。いつまでも癒えない傷を抱えて生きてきたふたりが手を伸ばした、ひとすじの光。一歩先の未来。
世界の片隅で生きる〈許されない〉ふたりの物語が、息が止まるほどの感動と深い共鳴であなたを包む。
ネタバレなし 感想
広瀬すずさんと松坂桃李さんの演技が好き、観たい方には全力でおすすめしたいです。
ただの恋愛映画として紹介したくない。そんな映画です。
切なくて重い話ですが、たまには映画の世界にどっぷり浸かるのも悪くないなという日に観てみてほしいです。
ネタバレあり 感想
観ている間に原作の記憶が蘇り、あれ?このシーンないなということは感じましたが、
ほぼ原作通りである上に、雰囲気までそっくりでとても驚きました。
原作の独特の雰囲気を映像で表現できるのすごくないですか?!
まんま文と更紗だ…
文の繊細さ、更紗の芯の強さ、それを瞳で表現するお二人に引き込まれます。
横浜流星さんも普段の爽やかイケメンオーラが消え、ダークな雰囲気を醸し出しています。
亮の暴力性、かつ繊細な心の動きを完ぺきに捉えています。
演技のぶつかり合いが非常に胸にきます。
ストーリーは終始暗くて重い雰囲気が漂います。
邦画特有の暗くて単調な映像や会話が続くので、私が半ば無理やり誘った同行者が寝ていないか不安になりましたが、面白かったと言ってくれてホッとしました。
原作では文や更紗が会うまでがもっともどかしく、もう少し修羅場がひどかった記憶がありましたが、
2時間で収めないといけないので仕方がないですね。
それにしても二人はお互いに好きだと言葉に出してないんですよね。しかもキスもしていない。
それでもお互いに惹かれ合い、求め合っていることがわかる。
好きだとか、愛してるとか、言葉に表してしまうのもいいけど、映像や演技で見せてくれるのは本当によかったです。
複雑な感情が湧き上がり、観た後の余韻が普段の倍あり、しばらく無言になってしまいました。
細かすぎて伝わらないこのシーンが好き
- 文が小さい時の更紗の唇を触った時に、明らかに感情が変わったと分かる松坂桃李さんの表情
- 亮に殴られて血だらけになり、亮のことを薄目で見る広瀬すずさんの表情
- 少し怯えた目で亮を見ていたのに、文のことを言われて怒ったとわかる広瀬すずさんの目
2週連続でこれぞ邦画!!という邦画を見て私の心は非常に潤っております。
先週の邦画感想はこちら
mystery-travel.hatenablog.jp
原作がすごく読みたくなったので、読んできます。
まとめ
この映画をおすすめしたい人この映画のオススメ度☆6.5
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